スイスからあなたへの手紙0

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ぼくはこのページで、とある女性からの手紙をご紹介しようとしてます。
彼女は「経営」に関心を持ち、起業を夢見ながら勉強してきました。
ビジネス書を読み、さまざまな経営者の話を聞きました。
アメリカに2度留学しました。
最初は、アリゾナ大学。次はカリフォルニア大学バークレー校でエクステンションのディプロマプログラム の経営を勉強しました。
自分の夢へ向けて一歩一歩前進している中で、現在結婚した旦那さんと出会いました。旦那さんはスイス人で、彼女は住んだことのないスイスへ嫁ぐことになりました。

このトピックは、スイスへ行き彼女が気がついたことを皆さんに投げかける場にしたいと思っています。
日本を離れて気がついたこと、遠くから日本を見ていて歯がゆく思うこと、ちょっとした文化の違い。そういったことを通して、僕たちは自分を振り返ることができるのではないかと考えています。

手塚治虫さんは、「命」について考えるために、死なない話を描きました。「火の鳥」です。
「人間」について考えるために、人間ではないものの話を描きました。「鉄腕アトム」です。
手塚さんの作品に限りません。僕たちは失われて初めて気がつくこと、たくさんあります。普段はぱっとしないと思っていた日常も、失われて初めて尊いことに気づきます。大切な人も、失って初めて大切だったことに気がつくものです。
僕たちは「そうではないこと」の中から、「そうであること」を見つけて考えると、物事をうまく考えることができるようです。実感をすることができるようです。

それから、彼女からの手紙をここに掲載したいと考えたのには理由があります。
もちろん一つには彼女の話がおもしろかったということがあります。おもしろいから、みんなに「fun」をシェアしたいと思いました。
もう一つ、僕たちは「個人個人が大切にしているもの」を大切にしながら生きる時代に入っていくように感じています。そのときには「自分が大切にしているもの」をもっとよく理解することが大切と思います。というのは、僕たちはいつの間にかだれかの価値観を受け取って、まるでその価値観を自分が大切にしている(あるいは、嫌っている)価値観そのものと勘違いすることさえあります。あるいは「公のため」というような通りの良い言葉で、自分の本心をつぶしちゃうこともあります。それらは本当は自分の大切にしていることではありませんが、あまりに巧妙に僕たちに近づきます。そしていつか自分で自分をだましてしまう。気がつくのが難しいんです。

「あたりまえのもの」はどんなものでも失ってみて初めてわかるものなのかもしれませんが、できることならば、失う前に大切さをわかりたい。
そこで日本を離れて暮らす一人の女性が、何を見聞きして、何を感じているのかをお話ししたいと思っています。彼女が語るのは、彼女が失った「日本の思い出」かもしれません。けれどもそこから、僕たちが探している「自分」を見つけるきっかけになるのではないかと期待しています。
(おおきなこといっちゃったけど、緊張しないで、湯本さん)

日常を彩る楽しいことも、
まじめに宗教や文化について考えることも、
外から見ていて日本の政治を歯がゆく感じることも
ここで語って頂きたいと思います。

話はどこへ終着するかわかりませんが、不定期の連載のような形で、皆さんに話を届けたいと思っています。

そうそう、彼女の名前は、湯本さん。
プロフィールはこちらに掲載をしておきます!


湯本 宏美(ゆもと ひろみ)

IMG_0437_.JPG米国アリゾナ大学へ留学、就職後、
カリフォルニア大学バークレー校 へ再留学。
ともに経営につて学ぶ。
2度目の留学先で現在の 夫(スイス人)と出会い、結婚。
現在はスイスで暮らしている。

スイスで通い始めたドイツ語学校で、様々な国籍の人達と出会い、
多様な文化、宗教 価値観などに触れ、自分とは何者か、母国 日本とは、
など 改めて考えさせられる毎日を送っています。




吉井さん、ご紹介ありがとうございます。

初めまして、こんにちは。

ご紹介いただきました通り、2年程前からスイスで夫との生活が始まり、
共に泣き笑いしながら日々の生活を送っています。

文化の違う生活の中で、改めて自分とは何者だろう。
自分が大切にしてきたもの、大切にしていきたいものはなんだろう、
そんな事を考えさせられました。

自分と違う価値観、習慣、文化を持つ人達と出会う中で気づかされた
そんなことを 日々のささやかな出来事と共に少しずつ書いています。

吉井さんが提供してくださった このサイトで、同じ日本人として
ふと 思い返したり 一緒に考えたりできたら素敵なぁと思います。

どうぞよろしく♪