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 ビジネス・プリンシパル
   − ビジネスの本質をつかむメールマガジン
          2007.05.26 Vol.04
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こんにちは。吉井亮介です。
先日から、ご案内を始めた新しい実践会
「リーディングカンパニー創造ネットワーク」。

多くの方にご参加いただきました。、ありがとうございます。

お申し込みと一緒に、あたたかい言葉もいただき、
ちょっと感動しています。

ご案内を見落とした方が、いらっしゃっるかも
しれません。新しい実践会のご案内、
もういちどご案内しますので、よろしければご覧ください。


▼新実践会「リーディング・ネット」お申し込み・詳細はこちら。
 http://www.wacholder.jp/jissenkai/
 初回のニュースレターは、6月20日ころ発送します。


▼(多くの方にお申し込みいただいています。
  感謝しています)
 http://www.wacholder.jp/thanks/


それでは、本日の「ビジネス・エッセンス」。
お仕事の合間に、たのしんでください!


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    今日は、観念論。でも、絶妙な経営をする、会社
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今日、このメルマガの原稿を書き始める前。
「バガッヴァッド・ギーター」というインドの古典を
読み返しました。

ここの記事で、あまり観想的なこと(心の中でしか
観察されないこと)をお話しするのは避けようと
思っています。

でも、このメールを読んでいる方って、
ビジネスって、「プロフィット」だけじゃない
ような気がしている方が多いのでは・・・とも
想像しています。いかがでしょう?

こんな観点も含めて、経営という超・現実的なものを
考えたときに、
ビジョンになりそうな会社がありました。
ご紹介します。

イタリアの、クチネッリ株式会社です。
世界で最も美しいといわれる、カシミアを作る会社。

80億円の売上と、4億の純益。
(製造業で、この利益!)
給与は業界の120%以上。利益は社長が独占も、
散財もしないで、社員のためにプールやサッカー場を作る。
社員への愛情が、最高品質のカシミアをづくりに
反映され、好循環を生み出しています。

荒廃する故郷を復興すべく、その土地の
家を一軒一軒購入し、再生。城まで購入。
今は中世の文化遺産のように美しい町並みが
残っています。

なんでも、この土地を見た瞬間に、どうにかしたいと
思って、衝動的に行動に移したのだとか。

正直、共感できないくらい、スケール大きいです。
でも、イタリアの田舎にある300人程度の中企業
です。力小企業でも規模は違えど、学としては
何かの参考になる話もあると思うんです。

この会社の経営者は、経営の第一目的は、
「利益を追求することじゃない」といいます。
「人間の尊厳を守ることだ」と。

夢見てるのか?といいたくなるかもしれません。
でも、夢を見ているだけではありません。
その証拠に、ビジネス・スキームで見ると、
とても優秀な戦略家の姿もあります。
↓あなたの会社でまねできるもの、ありますか?


○元々、カシミア製品は、紳士物ばかりでした。
 そこで女性用の商品も開発。「既存の商品を、新市場に」
 という発想です。

○ベージュや黒、白の色だけだったカシミア製品を
 カラフルに。かわいい色を増やしました。
 これは、自動車会社のGMがフォードに
 取って代わったときの戦略と一緒です。
 黒い車ばかりだったときに、カラフルな色の自動車を
 出してブレイク。

 今のPC市場にも当てはまりますし、
 「デザイン性を重視しろ」の発言がトム・ピータースを
 はじめとしたコンサルタントから聞こえますよね。

○高価格帯の商品ラインナップ。金持ちだけを相手に、
 ビジネスをする。
 これは、成熟商品を扱うときの鉄則です。


何にしても・・・
どれも、最初にやったから、すごい。

▼私の中には、いま、儲かるのは当然として、同時に、
「尊敬される会社」「自然と、お客から選ばれる会社」
というキーワードが、あります。


今まで、何人もの成功者とお会いして、
みなそんなスタンスも持っていることに気づいた
からです。(意識の強さは、さまざまでしたけど)
自分の会社が提供する価値を高め続ける人たちです。


▼先月、岡本吏郎さんのセミナーを受けました。
そこで、マズローのいう「自己実現」は「腕を磨くこと」
だと知りました。

この言葉を借りるなら、
私は、中小企業が、かろやかにお金儲けを
するには、この「腕を磨くこと」に専心できる
会社づくりが鍵だ、と考えています。
儲かる仕組みは、そのため仕組みづくりのためにある。

▼もしこんな会社が増えてくるとして・・・
その会社は、どんな風にお客とかかわるのだろう。
どんな仕組みがあるのだろう。
どんなマーケティングを行うのだろう。
どんな製品・サービスを世に広げていくのだろう。
その経営者は、どんな風に社員と接するのだろう。
どんな哲学を持っているのだろう。
どのくらい、たのしいんだろう?

腕を磨き続ける経営者は、
こんなことを広く考えているのでしょう。


▼どんな意図を持って仕事をするかで、
結果が変わる — それはみなさんも、経験上
よくご存知だと思います。

「テクニックだけくれ」という人もいるでしょうが、
同じ儲け話をするなら、その先を見据えた上で
話したいですね。

最後に、クチネッリの社長さんが影響を受けたという
日本人医師の言葉をご紹介します。


「すばらしい夢を持ちなさい。長い人生、その夢だけを
 追いかけてごらん。夢を追いかけると、毎日がいつも
 新鮮だ」




上の企業の内容は、書籍「イタリア人の働き方」
(内田洋子、シルヴィオ・ピエールサンティ著 光文社新書)
に掲載されています。



                   2007年5月26日(土)
                     吉井亮介



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┃ 執筆のあと、一息ついて・・・・
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今日は、仕事を手伝ってくれる女性の
ご家族と食事に行く予定です。
3歳の子供がやってきます。