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ビジネス・プリンシパル
− ビジネスの本質をつかむメールマガジン
2007.11.20 Vol.0014
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こんにちは。吉井亮介です。
寒いですね。東京は、冬らしくなってきました。
近くの都立公園も、プラタナスがきれいに
紅葉して、散歩するだけで世界はなんて美しいんだろう
という気持ちになれます。
(ただ、寒さに弱い僕は、寒くて寒くて。
今もあたたかいカッコして、原稿を書いています。)
それでは、本日のトピックへ。
仕事の合間に、ちょっと役立つお話です。
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力を十分に発揮する、方法について知る
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今、時間をかけて、ある理論を構築しています。
それは、人の理解をもとにした「成長」の理論です。
プロジェクト・コードは、innocent sign【イノセント・サイン】。
私のコンサルティングの根本は、
クライアントさんの力をどうしたら開放できるだろう
という問いに立っています。
講演会では伝えやすいのですが・・・・
講演会場に、ずらっと並んだ経営者たち、いるとしますよね。
両隣や前後の方が競合だとして、
周りのひとたちより、一歩深い違った見方が
できたり、ツールを作る時に魅力的なものを
創れるかどうかが、生み出すキャッシュに差をつけ
ます。
結局、その方の力で、
その人が得られるものも、与えられるものも
決まるんだなぁと思うんです。
あたりまえ、といえば、とってもあたりまえです。
でも、多くの場合、「すごいノウハウがあるんです」と
ノウハウ中心に考えてしまうんですよね。
このすごいノウハウは、すごそうな人が語るノウハウな
わけですけど、学んだからと言って努力の方向性が
見えるだけで、大して意味がないかなって思い始めて
います。
たとえば、僕、文章は須賀敦子さんが好きなんですけど、
もし彼女が文章講座を開いても、彼女の文章
はかけませんしね。
それより、「自分になる」ことが大事だと思うんです。
↑innocent signは、この理論です。
▼じゃあ、どうすれば力を解放できるのか?
いくつもあるんですが、紙面が限られるメルマガなので、
特に簡単な、心の話をしたいと思います。
こころの観点から考えてみて、あなたにかけられた
ストッパーをはずすために役立つこと。
それは、売上をあげる方法を考えるとき、
「コントロールしよう」という発想を
自分の頭から一時的にでもはずすこと。
ほら、「ノウハウで、人を動かす」みたいな
売込みって、たくさんあるじゃないですか。
拙著のなかで、「相手をコントロールしようとすると、
相手にばれて信頼がこわれるよ」とお伝え
しましたけど、「コントロールの弊害」って、それだけではありません。
相手を動かそうとする発想って、
それ自体が一種の「ストレス状態」。
視野が狭くなって、肩に力が入って、
発想が乏しくなっていきます。
人をコントロールしようという方法で、
小さな成功なんて手に入れてしまうと、
肩に力が入って、自分のやり方を発想することが
できなくなってしまうこともあります。
何かひとつの考えに凝り固まることの弊害が、
大きいのは、よくご存知だと思います。
本当に、石膏で固めたように、ぎゅっと凝り固まります。
▼で、「コントロールを手放す」ことの効果を知りたければ、
コントロールの反対のことをやってみると
良いと思います。この辺は、単純。
ノウハウを使って、どうしたら相手に何かを
与えられるかを考えてみる。手放してみる。
ちょっと発想を変えるだけで、肩の力が抜けて、
発想が柔軟になりますよ。
発想とは、ある状況を見た時に
あなたにしかできない解決策を作ることですから、
あなた自身になることにもつながっていきます。
▼「これだけ?」なんて思うかもしれません。
これ、とても小さなことですから。
でも、考え方は、行動の元。
行動は、現実を変える唯一の手段。
考え方の変化が、技術を一瞬で高めることありますから、
小さいけど、形に表れないけど、とても大事なことです。
▼ストレス状態の話をしたので、
もうひとつ1つ、問題提起もこめてお話させてください。
最近考えるのですが、
マーケティングのあるひとつのコンセプトが
たくさんの人に伝わって、売上を瞬間的にあげること
ってありますよね。
そのコンセプト、JR東海の「そうだ、京都行こう」のように
よく練られたものもありますけど、
相手をコントロールするようなメッセージの場合も
ありますよね。
こういうメッセージが効果を発揮するのって、
多くの人がストレス状態だからじゃないかって思
うんです。
ストレスがかかると、視野が狭くなるし、
短絡的な因果関係に支配されて、
人と同じような発想をしやすいですよね。
相手をコントロールしようって。
ストレスがかかるような、頭の中が散らかるような
発想は、これからの時代は危ないから、
本当にしないほうが良いなぁと思っています。
2007年11月20日
吉井亮介
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┃ 執筆のあと、一息ついて・・・・
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大学生で、1人暮らしを始めた時に、
実家から持ってきた
ミルクパンがあります。
ミルクだけじゃなく、
ちょっと何か暖めたい時に、とても重宝していました。
友達が飲みにきたときは、小さいから使えなかったけど、
1人のときは、大きさがちょうどよくて。結構、好きだったんです。
でも、最近、取っ手のところがぐらぐらしてきましてね。
先日結婚式に出て、その引き出物の、
カタログからミルクパンを選んでお願いしました。
今日、パソコンに向かっていると、
「ピンポーン」って、配送の方が、届けてくれたんです。
でも、ずっと使っていたものを捨てるのは
なんだかとてもさびしくて、嫌だなって思いました。
僕はずるい。10年以上も使ってきて、捨てる段になって、
はじめて、とてもありが たい気持ちでいっぱいで。
あの人は、何も言わないで、ずっとシンクの下の扉の中にあります。
今度は、壊れないように大事に使おう。
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