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 ビジネス・プリンシパル
   − ビジネスの本質をつかむメールマガジン
          2008.06.19 Vol.0021
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こんにちは。吉井亮介です。
みなさん、仕事、楽しんでますか?

僕は、昨日、行動科学の石田淳さんや、ソフトブレーンサービスの
社長の工藤さん、アルマックでも教材を出している前田さんたち
と、とあるプロジェクトでミーティングでした。
みなさん百戦錬磨の経営者だからか、気持ちミーティングルーム
の温度が高くなっているのではと思えるよう。
力がみなぎるような場になっていて、
いるだけで頭の回転速度が上がるようでした。

クライアントさんが成果を出すやり方を見ていても感じますが、
すごいご経歴の方々が、みんな違う発想をしているのを見ると、
いわゆる成功の道筋はいろいろあると実感できますね。

さて、それでは、本日も
仕事の合間にちょっと役立つメールマガジン、スタートです!


…【本日のメニュー】………………………………………………
1.自分の影のせいで、経営に失敗しそうな話
2.考えの幅を広げる、くだらない100の質問
3.編集後記
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    1.自分の影のせいで、経営に失敗しそうな話
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今日は、心とビジネスの不思議な関係の話をしたいと思います。
ちょっと深い。信じたくなければ、信じなくていい、
こわーい話です。

先日、ある会社の会長さんから頼まれて、
就任したばかりの社長さんの話を聴くことになったんです。

この社長さん、前はこの業界とはほとんど関係ない
仕事をしていました。
そうそう、便宜上、仮に、IT業界の経歴の人が、
おいしい野菜を作る食品メーカーの社長になったとします。

この社長さん、IT業界出身だから、「これからはソリューションだ!」
と、戦略コンセプトを標榜しました。で、その結果、
社員との距離・・・・「天国までの1マイル」なんてタイトルが似合う
ほど、あいてます。

「ひとつひとつ野菜を売るより、野菜を入れる箱を売って、
セットで販売しようぜ!」というのが彼の主張で、計画として
論理を追えば正しそうに見えます。
でも、論理なんて、正しくないことの方が多いですからね。
ほら、環境問題なんて、積み上げるデータによって
どんな公害だって「嘘だ」とも「本当だ」とも言えます。
自己主張したくて積み上げる論理なんて、穴だらけで使い物に
ならないことが多いんです。ビジネスでも。

出会ったばかりの人同士、最初にしなきゃいけないのは、
戦略を打ち出すことじゃなくて、信頼関係をつくること。
これがうまく行ってないのを感じた会長さんが、
僕にわざわざ「雑談してきて」なんて依頼したんですね。

■先ほどの戦略は、ちょっとまずい戦略なので、なぜだめなのか
一応お話しておくと、この場合は、「野菜1個売るよりも、
冷蔵庫後と販売したほうが単価が高い」のは事実だけど、
売り方がまったく変わってくるんです。
以前は野菜の良さを売ればよかったものが、顧客企業の受発注の
流れまで全部抑えて提案をしなきゃいけなくなる。
で、業界の違う顧客のビジネスの流れを理解して、
経営の話ができる社員なんて、そうは育たないから
すぐには、できないんですよね。順番が間違ってる。

で、こんなコミュニケーションをとって社長と社員の
溝が深まると、そのあと修復するのが大変です。

ビジネスなんて、本質的なことを見れば、
ただの人間関係の延長の作業なんですから。

■それで、今日の本題です。
この社長さん、ちょっとしたコミュニケーションのズレを
社員と起こしています。でも、能力が不足してるから問題を
起こしているのかというと、そうじゃない。すごく優秀な方です。

でも、その優秀な能力を抑えてしまうメカニズムが、
心の中にあるんです。

■社長さん、自分の経験や学んだことから正解を
導き出そうとがんばりました。
でも、目の前の社員が乗り気じゃない。

就任早々、認めてもらえなければあせります。
あせると、意味のわからない説得のための論理を積み上げ
てしまいます。
説得のための対立したやり取りは、溝を深めるだけ。
上司部下の関係ですから、「わかった」と言葉じゃ言うけど、
怒りを感じているかもしれない。

でね、こういうことがどうして起こるのか。
ここが大事です。

本当は、社長さんはぜんぜん違うことを考えているんです。

そう、社長さんは心の奥底で・・・・
「僕は、食品業界のこと、ほんとは、わかんないんだ」と気づいてる。
でも、出世して社長ほどになる人でも、「わかんないんだ」を
恥ずかしいことだからか、隠してしまうんです。

この隠し方がすごい。心が、本人にも周囲の人にも
見えないように隠してしまう。

本当は、「わかんないから、教えて」とか「調べてから
戦略たてるから、少し待って。」といえば
素直な言葉だから、みんな聴くんですけどね。
取り繕いの心が出てきて、「何でわかってくれないんだ」
と反目してしまうわけです。

これ、「シャドー」って言います。
自分にとって都合の悪いことを心の奥底に隠してしまう
心の作用です。

ほら、男女間でも、仕事で毎日帰りが遅い男性に女性が
怒るときに、「何時だと思ってるの!!」なんて
怒ることってあるでしょ?

あれ、本当は、「さびしいの」と思ってるだけで、素直に
そういえば、へんな争いを起こす必要はないんです。

■僕は、多くの人が安心して素直につながれたらビジネスは
もっと楽しくなると思っている。
知らないと、本当に言いたいこととは関係ない言葉を
話して、自分も他人も傷つけてしまうことがあるから、
どうにかして、こういう心のまずいメカニズムを広めて
悪影響を減らしたいと思ってます。

マーケティングも、このシャドーのせいでうまく行かない人
のほうが、テクニックを知らなくてうまく行かない人より
多いですからね。

■でね、みんな持ってますよ。シャドー。
だから少し立ち止まって考えてみてほしいんです。
あなたは、自分で自分から何を隠していると感じますか?




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    2.考えの幅を広げる、くだらない100の質問
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  今日の質問:
 宇宙人が着ました。最初に、なに質問されると思う?
   宇宙人「その○○、なに?」

ここでは、自己洞察を深める、ちょっと(だいぶ?)
くだらない質問をお送りします。頭のリフレッシュに
ご利用ください。



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┃ 執筆のあと、一息ついて・・・・
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文庫本を集め始めました。
小説は、ゆっくりじっくり、飛ばし読みせずに読むので
少し時間はかかりますけど、
ビジネス書よりもたくさんのことが学べます。いいね。




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