無料レポート02

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信頼と言う、商売の根幹について。


今日のテーマは、信頼。僕らは、信頼関係が希薄な世界にいます。
「日本人」は、もともと、人を信頼しない傾向があるらしく、これは、ビジネスをやって行く私たちにとって、深く考えるべきことだろうと思っています。
三丁目の夕日がヒットしましたけど、よく「昔はよかった」みたいなことを言われます。でも、本当は大してよくなかった。信頼があったわけでもなく、心理的な自立があったわけでもない。あったのは、あけっぴろげの家屋の中で、「隣の夕飯は何か」ということまでわかっていたから「何も敵対することをやっていないことがわかる安心感」。こういう心理状態が、社会心理学の研究でわかってきたようです。で、なにがいいたいかというと・・・・えー、もうちょっと付き合ってください。
つまり、僕らが住むこの社会は、誰も見ていなかったら「何をするかわからない」とお互いに思っている不信頼の世界なわけ。そう考えれば、たしかに、ばれなければ何をしても良いというようなスタンスが表に表れたのが、あちこちの企業から出てきた不祥事。お肉屋さんも和菓子屋さんも、放送屋さんも、みんな「ばれなきゃ良い」のスタンスでした。あながち間違いじゃないわけでうs。

でね、じゃあ、このままでいいかというと、そうじゃない。そうじゃないというか、こんな「信頼を求めているのにない」状況というのを、僕たち商売人が見過ごすにはあまりにも惜しいと思うんですよ。だって、信頼を表現することができれば、そこには、お客さんが心理的に渇望している人とのつながりをサービスすることができるからです。

マーケティング上の信頼の示し方は、まあ、個々に考えてもらいましょうか。ここでは、社内組織の信頼について、話を進めます。これは、見過ごされがちだけれど、企業の強さの源泉であり、同じように、信頼のない状況に陥っているからです。

信頼しあわない世の中で、それをリカバーしようとしますから、組織の中には、決まりごとやルールがどんどんできていきます。「これをやったら違反。罰金」が増える。そして、やればやるほど、この先にあるのは、やっぱり「信頼」じゃなくて、「安心」なんです。こういう、警備警戒の安心を増やすと、信頼関係は失墜します。惑とは裏腹に、打算的な人が増えてしまったりするようです。
組織の中に、打算的なことが増えると、たとえば、スーパーに売っている2980円のカラーボックス。あれはあれで価値がありますけど、裏側がベニヤ板になっているでしょ。「どうせ見えないから、ペラでいいや」というあの精神が蔓延するんです。

さて、この大きな問題に、社会のリーダーになろうとしているみなさんは、どう答えますか。答えを出さずに無視して行くには、ここにあまりに大きなキャッシュが眠っている。良い会社と悪い会社を分けるのは、どんな時代も言葉では表せないような見えない部分であり、今の時代は特に、直接、大きなインパクトを持って会社を運営する打ち手になりますからね。
今回は、問題提起までです。でも、問題定義以上に大事なことは世の中にないと私は考えていますから、今の世の中の状況を踏まえて、どんな行動ができるのかを深く考えてみてください。