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売れる準備はできているか?
「どげんかせんといかーん。」
こんな言葉、数年前まではほとんど知らない人ばかりだったと思います。でも、今は、この方言を伝えるだけであの人の顔が浮かびますよねー。一年で変わったもんですよ。ほんと。で、本日は、最近、宮崎のマンゴーをヒントにコンサルティングしてうまく行ったので、そのマンゴーの話をしたいと思います。ヒントにしてみてください。
いま宮崎のマンゴーはとても売れていて、贈り物に果物をあげるときには「宮崎のマンゴーを買ってみようか」なんて選択肢の一つに入るようになりました。
なんで宮崎のマンゴーだけ、こんな理想的な状態を実現できたんでしょう。おいしいマンゴーを売っているのは、宮崎だけではありません。沖縄の宮古島も有名ですし、他にもいくつか作っています。
もちろん、東国原県知事のPRの力が大きな影響を与えたとおもいます。
ただ、東国原県知事が就任する前から、宮崎のマンゴーはちょっとした工夫をしていました。僕は、その工夫の影響力が大きかったと思っているんです。その工夫とは・・・「太陽の卵」というブランドを作っていたこと。
「太陽の卵」は、生育途中にハサミで実を切り落としてしまわずに、自然落下させることで有名です。でも、実は他にも同じ栽培方法のマンゴーはありました。ブランド作りの決め手になったのは、糖度(甘さの基準)が15度以上、重さ450グラム以上という厳しい「基準」を作ったこと。
こんな「基準」を作ったことで、いい商品だということが直感的につたわって、大手百貨店などに流通させやすくなりました。高級品としての認知と流通があったことは、PR後すぐに売上効果が生まれた理由のひとつだと思います。
特にマンゴーは、「太陽の卵」ができるまで、高級路線の商品ゾーンがぽっかりあいて、カラっぽでした。あ、それまでも数千円するマンゴーはありましたよ。
でも、「基準」を作ったことがよかったんです。
ただ「おいしい」というだけでは客観性が低くて、「違い(おいしさ)がつたわりにくい」んです。いい商品というだけでは他のものと差別化しきれない。でも客観性の高い数字を使えば、違いを伝えやすくなりますからね。差別化のポイントは、こうやってつたわるように工夫してみる。
「基準を作って高級化する」こと自体は、正直、紙と鉛筆があればいますぐできてしまうような話です。もちろん、どんな業界でも使えるわけではないかもしれませんけど、でも「高級化のゾーンが開いている」と思ったら、基準を作りでブランド化をはかってみてはいかがでしょう?それだけで、「売れる」地位を作り上げることができるかもしれませんよ。
吉井亮介
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